暴露系ユーチューバーは顔出しなしでも人気になれる?
ユーチューブではさまざまなジャンルで動画投稿や生放送がおこなわれていますが、人気コンテンツの1つとして暴露系が挙げられます。
また、暴露系を中心として取り扱っているユーチューバーを暴露系ユーチューバーといい、顔出し配信しているユーチューバーもいれば顔出しなしのユーチューバーもいるのが特徴です。
暴露内容としてはさまざまですが、独自路線で情報を仕入れているユーチューバーもいます。
どのような暴露が世間的に注目されるかわからないといっても、人気商売をしている人たちは暴露されると好感度などにも影響する可能性が高いです。
しかし、暴露系ユーチューバーは数万人から数十万人のフォロワーを抱えているため、インフルエンサーとしても高い影響力を持っています。
暴露系ユーチューバーは顔出しなしでも人気になれるので、どのような内容を暴露しているかについても解説するので参考にしてみてください。
暴露系はどうして人気が高いかについて
暴露系は安定して人気が高いジャンルといえますが、日本では昔から芸能人のスキャンダルは注目度が高いです。
古くからインターネットが発達する以前であっても、ワイドショーやニュースなどで芸能人の不倫などは取り上げられてきました。
週刊誌は芸能人のスキャンダルをスクープするために張り込みをおこなったり、芸能記者も美味しいネタを見つけるために情報収集したりとさまざまです。
スキャンダルなどが暴露される媒体がテレビや週刊誌からインターネット上に移っただけで、かなり昔から芸能人を始めとした有名人のスキャンダルは世間的な注目度が高い傾向にあります。
テレビなどが普及し始めた時代から現代までスキャンダルの人気は高いため、これからも暴露系ユーチューバーは一定の需要が発生するでしょう。
さらにTwitterやインスタグラムなどのSNSが発展した背景から、スキャンダルが明るみに出た有名人に対して誹謗中傷がされやすくなっているのは問題です。
有名人との距離感が近くなった分、暴露系ユーチューバーの人気はさらに高まっていると考えられます。
暴露系ユーチューバーが取り扱っているスキャンダルとは
暴露系ユーチューバーが取り扱っているスキャンダルはユーチューバーによって違い、それぞれの情報収集能力や人脈によってもスキャンダル内容は違う点は把握しておきましょう。
例えば、ワイドショーなどが報道したスキャンダルを詳しく調べて、独自の考え方なども含めて動画作成する方法が挙げられます。
自分自身で情報収集ができる暴露系ユーチューバーであれば、世間的に発表されていないスキャンダルについて言及するケースもあるでしょう。
また、暴露系ユーチューバーには得意としているジャンルもそれぞれで、世間一般的に認知されている芸能人やスポーツ選手を中心にしたり、ユーチューバーやインフルエンサーなどインターネット上で人気を誇っている人物を中心にしたりです。
暴露系ユーチューバーも自分が求められている需要に答えられる内容でおこなうため、ある程度は固まったジャンルで情報収集や動画作成をします。
顔出しなしでも人気の暴露系ユーチューバーになるには
暴露系ユーチューバーは顔出しなしでも人気が高い人は存在していますが、顔出しなしでも暴露している内容の質が高ければチャンネル登録者数は増えて行きます。
また、顔出しアリよりも顔出しなしの方が身バレなどのリスクも低くなるため、リスク管理の部分から顔出しなしで活動しているケースも少なくありません。
顔出しなしでも人気の暴露系ユーチューバーになるにはさまざまなポイントが存在するので、最初にどうやって活動すればいいかわからない場合はポイントについて抑えておきましょう。
また、顔出しなしの暴露系ユーチューバーとして活動していく中で、自分なりにポイントを見つけた場合には積極的に取り組むのが大切です。
注意点としては一般的なユーチューバーとは違ったアプローチが求められるため、リスク管理なども含めて徹底的におこなわなければいけません。
顔出しなしでも人気の暴露系ユーチューバーになるためのポイントは、以下の4点が挙げられます。
- 多くの人が興味を持つ情報を集める
- 動画投稿形式かライブ配信形式のどちらをメインにするか考える
- 視聴者からの需要を把握した行動
- 定期的に活動して視聴者が離れないようにする
顔出ししなくても十分に人気の暴露系ユーチューバーになれますが、他の人のスキャンダルを取り扱っている意識は持たなければいけません。
場合によっては他の人の人生を大きく狂わせてしまうケースもあるため、発生する責任についても背負いながら暴露系ユーチューバーとして活動することが大切です。
多くの人が興味を持つ情報を集める
暴露系ユーチューバーはどれだけ多くの人が興味を持つ情報を集められるかが重要といえ、他の人よりもわかりやすくスキャンダルについて説明する能力も求められます。
また、情報は流行に乗り遅れていると価値がどんどんと下がっていくため、情報をどれだけ素早く集められるかが重要です。
世間一般的に興味がなくなってしまったスキャンダルを取り扱っても意味がなく、全体的な流行について把握できるようにあらゆる方向で情報収集をしなければいけません。
暴露系ユーチューバーとして知名度が高まっていけば、独自路線で情報収集もできるようになります。
独自路線で情報収集ができるようになると、他の暴露系ユーチューバーが発表できていない情報を発表可能です。
同じような情報を発表し続けているだけでなく、自分がどのような見解を持っているかも合わせて動画作成するようにしましょう。
注意点としては暴露内容によっては訴訟に発展する可能性があるのに加えて、裏付けが取れていない情報を流してしまうと信頼度が大きく落ち込みます。
裏付けが取れていない情報をどうしても発表する際には、断定した言い方でなく予想できるなどの言い方に変えるなどの工夫が必要です。
動画投稿形式かライブ配信形式のどちらをメインにするか考える
暴露系ユーチューバーは主に動画投稿形式かライブ配信形式を使用しており、それぞれに異なった特徴があります。
動画投稿形式は動画編集してからになるため、自分が納得するまで動画内容を作ってから投稿が可能です。
ライブ配信形式ではその場で考えて話題を提供しなければいけませんが、視聴者とコミュニケーションを取りながら進められます。
動画投稿形式は一度完成した動画をアップロードしているので、視聴者からの質問や改善点をすぐには反映させられません。
しかし、ライブ配信形式では問題発言をしてしまうと一気に拡散される反面、視聴者からの疑問点などにその場で答えられるので満足度を高められます。
暴露系ユーチューバーによってはどちらにも取り組んでいますが、どちらも取り組んでいると十分な質の高さを確保できないかもしれません。
人によっては、しっかりと時間を確保して自分が満足できるまで質を高められる動画投稿形式が向いていることもあれば、その場の雰囲気を重視して視聴者と一緒に作り上げていくライブ配信形式が向いていることもあります。
視聴者からの需要を把握した行動
視聴者からの需要を把握した行動は重要であり、自分がやりたいと考えている方向性を押し出しすぎると視聴者が付いてこれません。
また、メインとしている情報収集層が芸能人が中心となっているのか、ユーチューバーやインフルエンサーが中心になっているかも需要を大きく左右します。
すべての情報を集めながら行動するのは負担が大きいことから、ある程度は自分で取り扱う方向性は決めておきましょう。
ただし、視聴者からの需要を把握した行動は重要になっていても、ある程度は新規層も開拓しなければいけません。
視聴者からの需要を満たしながらも、無理をしない範囲で他のジャンルの情報収集もしてみましょう。
新しいジャンルに挑戦するといっても、あくまでも暴露系ユーチューバーとしての活動です。
まったく新しい活動をしたいと考えている場合、同じチャンネルで活動せずに新しいチャンネルを作ります。
複数の活動内容を同じチャンネルでしてしまえば、視聴者からの需要に応えるのが難しくなるでしょう。
定期的に活動して視聴者が離れないようにする
視聴者を増やすには時間がかかりますが、視聴者が離れていくのには時間がかかりません。
定期的に活動して視聴者が離れないように意識して、まったく活動していないチャンネルと思われないようにしましょう。
せっかくチャンネル登録してくれても、動画投稿やライブ配信ができていないと視聴者が離脱する原因です。
定期的な活動は視聴者数を増やすためにも重要になっている要素であり、活動を継続的にするのは難しくても意識的に行動しましょう。
忙しくて活動が難しくなってしまうなら、無断で活動を減らすのではなく、先に忙しくて活動量が減ってしまう旨は伝えるのが大切です。
しかし、暴露系ユーチューバーは毎日スキャンダルが発生するとは限らないため、そういった時期にはどうするべきかについても先に考えておきます。
普段は暴露系ユーチューバーとして活動していても、発表できるようなネタがないなら雑談配信でもよいかもしれません。
考え方としては視聴者から自分の存在を忘れられないようにして、新しいスキャンダルが起きた際にはしっかりと内容をまとめます。
顔出しなしで暴露系ユーチューバーとして活動するメリット・デメリット
顔出しなしで暴露系ユーチューバーとして活動するメリット・デメリットについて把握しておいて、メリットを活かしながらデメリットへの対策が必要です。
顔出しなしはリスク管理部分には優れていますが、どうしても視聴者からイメージが付きにくくなります。
多くの顔出しなし暴露系ユーチューバーと似たような内容になりやすく、どのように違いを出して自分を見てもらえるか考えなければいけません。
顔出しなしで暴露系ユーチューバーをするには自分で状況を把握して、メリット・デメリットを頭に入れておきましょう。
メリット・デメリットについて解説するため、活動を視野に入れている方は参考にしてみてください。
顔出しなしで暴露系ユーチューバーとして活動するメリット
顔出しなしで暴露系ユーチューバーとして活動するメリットで大きいのは、やはり身バレなどのリスクが低くてリスク管理が簡単な部分です。
どうしても暴露系ユーチューバーは世間からのヘイトを集めやすい傾向にあります。
中にはさまざまな情報から個人を特定して、個人情報が公開されるかもしれません。
暴露系ユーチューバーは他の人のスキャンダルなど個人情報を公開しており、ユーチューバーとして一定の人気を確保できると収益化にもつながります。
リスク管理しながらユーチューバーを続けられますが、口が滑って自分から個人情報を漏らしてしまうのは避けましょう。
また、顔出しをしていないと視聴者に対して余計な印象を与えないため、動画やライブ配信の内容に集中してもらえます。
顔出しをしていると万人受けが難しい傾向にあるので、余計な情報を追加せずに集中してもらえる顔出しなしはよいかもしれません。
顔出ししなくても問題なく活動できるなら、リスク管理も考えると安心して行動できます。
顔出しなしで暴露系ユーチューバーとして活動するデメリット
顔出しなしで暴露系ユーチューバーとして活動するデメリットは、万人受けしやすい反面視聴者やファンが付きにくい部分です。
顔出しなしでは顔出しありよりもシンプルな動画になりやすく、他の動画よりも情報量が少なくてつまらないと思われる可能性もあります。
また、動画などのサムネイルも文字が中心となってしまい、クリック率が下がってしまって動画再生数などが伸びにくいです。
どうしても顔出しなしでは視聴者からの信頼を得にくいため、動画内容の質を高めて少しずつ信頼を獲得していきます。
顔出しよりも視聴者が安心感を抱くのが難しいので、どうにかして安心感を持ってもらえる内容を意識するのが大切です。
最初はチャンネル登録者数が少ないのでクリック率が上がりにくいですが、チャンネル登録者数が多くなっていけば信頼度も上がるでしょう。
ただし、顔出ししている暴露系ユーチューバーよりも人気を集めるのは難しいため、短期的に信頼を集めるのではなくて中長期的に人気を集める必要があります。
暴露系ユーチューバーにもリスクはある
暴露系ユーチューバーは自由に発言ができる反面、暴露された人物が名誉棄損などで訴える可能性もあります。
暴露した内容が本当に合っている場合はなかなか行動に移されないかもしれませんが、内容が事実と大きく異なっていると名誉棄損になるでしょう。
また、有名人であっても私生活を暴露する行為はプライバシーの侵害にあたり、民事事件に発展するリスクも十分に考えられます。
ただし、有名人側からしても訴訟に発展させるとデメリットも存在しており、最初に暴露された内容が嘘であっても、嘘であると証明する過程で他の情報が開示されるかもしれません。
あくまでも暴露された内容が嘘であると声明を出して、法的な措置を取らずに時間の経過とともに話題からなくなるのを待つ方法も多いです。
暴露系ユーチューバーが法的措置を取られた例もありますが、暴露系ユーチューバー全員が訴訟を起こされているわけではありません。
法的措置を考える前に動画削除依頼などを出して、動画削除やライブ配信のアーカイブの削除で和解するパターンもあります。
しかし、暴露系ユーチューバーは常に訴えられるリスクを背負っているため、ある程度は発言内容に気を付けた行動が重要です。
暴露系ユーチューバーとして活動していて訴えられた場合、弁護士などに依頼して法的に対応しなければいけません。
誰でも始めやすいジャンルで差別化が難しい
暴露系ユーチューバーは始めるためには特別なスキルなどが求められないため、誰でも始めやすいジャンルです。
そのため、現在でも暴露系ユーチューバーとして活動している人物も多く、有名無名を問わなければその数は数え切れません。
少しでも暴露系ユーチューバーとして活動して人気になりたいなら、他の暴露系ユーチューバーとの差別化を図る必要があります。
取り扱っている内容も有名人のスキャンダルが主になっているため、内容についても差別化を図るのは難しいです。
加えて顔出しなしでは見た目による違いも出せず、声やトークスキルなどで違いが生まれます。
誰でも始めやすいジャンルでありながら、差別化を図るためには細かな部分を意識しなければいけません。
十分な差別化ができていない状態では、多くの暴露系ユーチューバーの中に埋まってしまう確率が高くなります。
どうすればいいかについては現在人気の暴露系ユーチューバーを参考にしたり、上手に視聴者とコミュニケーションが取れている配信者を参考にしたりしましょう。
有名人を誹謗中傷しても訴えられる
近年ではTwitterやインスタグラムなどのSNSが発達したため、一昔前よりも有名人との距離感が近くなりました。
しかし、距離感が近くなった弊害として誹謗中傷する人が増えて、精神的に追い詰めてしまうケースも少なくありません。
誹謗中傷は悪意があると基本的には判断され、情報開示請求から訴訟まで発展した事例も挙げられます。
一般人だから訴訟されないから好きなように誹謗中傷してもいいと考える人もいますが、有名人も一人の人間なので誹謗中傷は許されない行為です。
先述したように有名人は暴露系ユーチューバーに暴露されても訴訟しないケースもある一方、誹謗中傷は暴露とは別問題になります。
そのため、暴露では訴訟を起こさなくても誹謗中傷では起こすことも考えられ、普段からSNSを使っている人はメッセージなどには気をつけましょう。
開示請求から訴訟を起こされてしまうと賠償金などの支払いが求められるのに加えて、世間一般に知れ渡ってしまうと会社から解雇されるリスクもあります。
一時的な気分で有名人を誹謗中傷するのは避けて、訴訟されてしまうと自分の人生にどのような影響があるか落ち着いて判断するのが大切です。
暴露系ユーチューバーはこれからも需要がある
暴露系ユーチューバーはこれからも需要があると考えられ、顔出しなしでも人気の暴露系ユーチューバーも増えて行くでしょう。
また、暴露系ユーチューバーは情報収集には労力が必要になりますが、動画編集などは一般的な動画投稿よりも労力が少ない傾向にあります。
情報収集能力に自信があって、自分自身が求められている需要を分析できる能力があるなら暴露系ユーチューバーは向いているかもしれません。
日本では古くから芸能人のスキャンダルがワイドショーで流れるなど人気であったため、媒体が変わっただけでスキャンダルは変わらずに世間一般に暴露されています。
これからもスキャンダルの需要は、変わらずに続いていくでしょう。
ただし、暴露系ユーチューバーは現在では法律などでも大きく問題視されるケースは少ないですが、だんだんと法律によって帰省などが厳しくなる可能性は十分に考えられます。
第三者は暴露系ユーチューバーの暴露を楽しむ分には大きな問題に発展しなくても、暴露された有名人に誹謗中傷するのは許されません。
あくまでも第三者が発表した情報だと思って、すべてを信じないようにしましょう。
読み上げソフトを利用する方法もある
読み上げソフトを利用する方法もユーチューバーと取り入れている人も多く、視聴者が聞きやすいように読み上げ速度や発音を工夫しています。
読み上げソフトの方が作業用に向いていると考えている人も多く、他の作業をしながら音声だけで動画を楽しむ視聴者も一定いるでしょう。
読み上げソフトは無償で使用できるものも多いですが、読み上げソフトによっては商業利用が認められていません。
将来的には収益化も視野に入れているなら、商業利用が認められている読み上げソフトを導入しましょう。
注意点としては読み上げソフトの調整には慣れが必要であるため、慣れるまでは動画作成にも時間がかかる点です。
競争が激しくて自分が気づかれないケースも考える
暴露系ユーチューバーは競争が激しい部分があるため、頑張っても人気が出なくて悩んでいる人は少なくありません。
全体的な需要が高いジャンルでは新しく参加する人も多いのに加えて、暴露系ユーチューバーは参入障壁が低いです。
基本的には常に需要に応えられるように行動を起こしますが、需要に応えるのはほとんどの暴露系ユーチューバーが取り組んでいます。
どうすれば他の人よりも自分を見てもらえるかについて考えながら、自分が得意としている部分についても考えてみましょう。
方向性などについて困っているなら他の人を参考にしながら、効果的な動画内容やライブ配信内容を作ります。
まとめ
暴露系ユーチューバーは他の人が持っているスキャンダルなどを公開するため、丁寧に情報について取り扱わないと他人の人生を大きく狂わせる可能性があります。
もしかすると自分が暴露した内容によって活動引退してしまうケースも考えて、本当に自分が持っている情報を暴露してもいいかについて判断しなければいけません。
それでも暴露系ユーチューバーとして活動したい場合、情報収集能力を身に付けて独自の考えを加えた情報発信が必要です。
顔出しなしで暴露系ユーチューバーをすると視聴者からの信頼を得るのが難しい部分があるため、しっかりと情報収集して視聴者にとってわかりやすい内容を心掛けます。
人気になるまでの過程もある日突然人気になるケースもあれば、毎日コツコツと継続して人気になるケースもあるでしょう。
焦らずに質の高いコンテンツを提供して、継続することが大切です。