YouTube広告の出し方とは?効果測定の方法や注意すべき点を徹底網羅
「YouTube広告に興味があるが、始め方が分からない」
「YouTubeのユーザーに対して、アプローチをしてみたい」
「YouTube広告の効果測定のやり方が分からない」
YouTube広告について、このような悩みや不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、YouTube広告の出し方や効果測定に関する重要事項について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
そもそもYouTube広告とは、動画の始めや途中に流れる広告のことを指します。
配信の仕方次第では、効果的な運用をすることができるため、多くの企業やブランドが取り入れているマーケティング手法の一つとして現在注目されています。
YouTube広告の種類
YouTube広告にはさまざまな種類があり、最適なYouTube広告を選んでより効果的な方法で運用していく必要があります。ここでは、以下の7種類のYouTube広告について、ご紹介します。
- スキップ不可能なインストリーム広告
- バンパー広告
- マストヘッド広告
- アウトストリーム広告
- TrueView ディスカバリー広告
- スキップ可能なインストリーム広告
- TrueViewアクション広告
では、順にしていきましょう。
スキップ不可能なインストリーム広告
課金方式 | CPM (広告が1,000回表示されるごとに課金) |
動画の長さ | 最長15秒 |
スキップ不可能なインストリーム広告は、スキップなしで15秒間再生される広告です。
動画の再生前後や動画の途中に配信されます。動画を最後まで表示することで、ユーザーに全メッセージを伝えられるのが特徴です。
ユーザーは必ず15秒間広告を見続けなければならないので、広告の内容次第ではユーザーに不快感を与えてしまうこともあります。
バンパー広告
課金方式 | CPM (Cpst Per Mille / 広告が1,000回表示されるごとに課金) |
動画の長さ | 最長6秒 |
バンパー広告とは、動画の前後や動画の途中に再生される広告で、6秒のスキップはできません。
そのため、ユーザーに最後まで動画を見てもらえるというメリットもあります。6秒の短尺動画なため、欲張らず1つのメッセージに絞った方がよいでしょう。
認知度が高められ、商品の指名検索を増やすなどのブランディングにもおすすめです。
マストヘッド広告
課金方式 | アウトプット広告は固定の日別単価制、もしくは広告が見られた回数に応じて課金されます。 |
マストヘッド広告は、YouTubeのホーム画面上部に表示される広告です。ユーザーの視界に入りやすく認知向上に適しています。新商品・サービスのプロモーション時などにも効果的です。
マストヘッド広告はGoogle広告から設定することができず、Googleの営業担当者を介しての予約のみ利用可能です。
アウトストリーム広告
課金方式 | vCPM ( viewable Cost Per Mille / 広告面積の50%が2秒以上1,000回表示されるごとに課金) |
動画の長さ | 指定なし (15~30秒推奨) |
アウトストリーム広告は、YouTubeではなく、Google広告と連携しているサイトやアプリなどに配信されるモバイル専用の広告のことです。 YouTubeを利用しないユーザーにも動画広告を見てもらえ、認知度向上にも適しています。
アウトストリーム広告はミュートの状態で表示されるので、音声なしの画面上だけでユーザーに関心を持ってもらえるような動画が良いでしょう。
インフィード動画広告(旧TrueViewディスカバリー広告)
課金方式 | CPC(Cost Per Clic)クリックされるごとに課金 |
動画の長さ | 15秒〜60秒程度 |
以前までは「TrueView ディスカバリー広告」と呼ばれていた、インフィード動画広告。動画のサムネイル画像とテキストで構成されている広告で、YouTubeの検索結果や関連動画、モバイルアプリのトップページなどに表示される広告です。
ユーザーがサムネイルやテキストをクリックすると動画が再生され、ユーザーの動画視聴を邪魔することなく、興味のある方に見てほしい場合に適しています。
スキップ可能なインストリーム広告
課金方式 | CPV (動画が1回再生されるごとに課金) |
動画の長さ | 最長6分 (15秒~60秒程度推奨) |
スキップ可能なインストリーム広告は、動画の再生前後や動画の途中に流れる広告です。
ユーザーは、この広告を5秒視聴するとスキップすることができます。
広告を少しでも継続して見てもらうためにも、続きが気になるようなストーリー構成や興味を引くナレーションなど、はじめの5秒間で視聴者を引き込ませるような動画を作成すると良いでしょう。
オーバーレイ広告
課金方式 | CPC (広告がクリックされたとき)、CPM (広告が1,000回表示されたとき) |
画像の
サイズ |
468×60ピクセル、または728×90ピクセル
|
オーバーレイ広告は、動画再生画面の下部20%に表示される、半透明が特徴の広告です。
画像またはテキスト形式で表示され、ユーザーがクリックすることでWebサイトなどに遷移できます。
動画に重なって広告が表示されるのでユーザーの視界に入りやすく、商品やブランドの認知拡大に適しています。
YouTube広告の出し方
YouTubeを利用したことがある方であれば、一度は見たことあるであろう「YouTube広告」。ここでは、基本となる「YouTube広告の出し方」について解説していきます。
YouTube広告の出し方は、以下の手順で行うことが可能です。
- YouTubeチャンネルを作成する
- YouTube広告の動画をアップロードする
- Google広告でキャンペーンタイプを設定する
- 予算・ターゲティングなどのキャンペーン内容を設定する
- 配信したい動画を入稿する
- 審査に通過し、配信が開始される
事前準備として、まずはYouTubeの親会社となるGoogleの広告配信システム「Google 広告」に登録する必要があります。登録には、
- 「YouTube広告で宣伝したいウェブサイトのURL」と「支払い方法」の設定
- YouTube広告に掲載したい動画または静止画を用意
などの、事前の準備が必要です。上記の2つの準備を行ったら、いよいよYouTube広告を出稿していきます。詳しい手順は以下の通りです。
1、YouTubeチャンネルを作成する
YouTubeサイトにアクセスし、ログインする
↓
右上のプロフィールアイコンをクリックする
↓
「チャンネルを作成」を選択する
↓
3 チャンネル名や説明、サイトへのリンクを設定する
↓
プロフィール写真や管理人などの詳細情報を設定する
チャンネルを作成する際、Googleアカウントから作成するようにしましょう。ここまでの手順操作が完了したら、動画を出稿できるようになります。
2、YouTube広告の動画をアップロードする
Googleアカウントにログインした状態でYouTubeを開く
↓
パソコン画面右上のビデオカメラのアイコン(作成)から、「動画をアップロード」をクリックする
↓
動画ファイルを選び、必要事項を入力・選択する
↓
「公開」または「限定公開」を選択して保存し、完了
「広告の目的やコンセプトに沿った動画であるかどうか」という点に着目し、広告動画を作成していきます。YouTube広告の配信は、事前にチャンネル内へ広告動画をアップロードする必要があります。
YouTube広告に使用する動画を広告配信のみに使用したい場合には、「限定公開」に設定するようにしましょう。
3、Google広告でキャンペーンタイプを設定する
Google 広告の初期設定画面、または管理画面の「新しいキャンペーンを作成」から作業を始める
↓
キャンペーンタイプは「動画」
↓
キャンペーンのサブタイプは、配信したいYouTube広告の種類に応じて選ぶ
※キャンペーン目標は「目標を指定せずにキャンペーンを作成する」を選ぶことで、あとからカスタマイズすることができます。タイプによって配信できる動画の長さが異なるとともに、広告の目的も異なるので気をつけましょう。
4、予算・ターゲティングなどのキャンペーン内容を設定する
自分が管理しやすいキャンペーン名を付ける
↓
広告予算の使い方を意味する「入札戦略」を決定する
↓
広告の種類に応じて「上限広告視聴単価」か「目標インプレッション単価」を選ぶ
↓
予算と日程、地域、言語の他、ターゲットとするユーザー属性やコンテンツのキーワードを設定する
入札戦略は、それぞれ広告の目的に応じて選択します。設定したキャンペーンタイプによって、利用できる入札戦略は異なるので注意が必要です。
5、配信したい動画を入稿する
YouTubeチャンネルにアップロードしておいた動画のURLを指定位置に貼り付ける
↓
動画フォーマットを選択する
↓
入札金額を設定し、「キャンペーンの作成」を選ぶ
↓
YouTube広告の出稿手続きは完了
※「行動を促すフレーズ」とは、動画広告内に表示させる「詳しく見る」「購入する」「今すぐ予約」などの言葉を指します。ここでは、YouTube広告を見たユーザーに起こしてほしい行動を記載すると良いでしょう。
6、審査に通過し、配信が開始される
YouTube広告は、審査を通過しないと配信することができません。GoogleやYouTubeが掲げるポリシーや要件のマッチが確認されれば、配信が開始されます。
YouTube広告では、広告の設定が完了すると自動的に審査が開始されます。審査は通常、1営業日以内に完了します。
審査に通過すると、ステータスが「有効」となり掲載が開始されます。一方、ポリシー違反があり「不承認」となった場合は広告を掲載できないので、通知された内容に従って広告コンテンツを修正し、再審査が必要です。
YouTube広告の効果を高めるためには
通常の広告に比べてクリック率やコンバージョン率が高い傾向にあるYouTube広告は、配信することで非常に高い効果が期待できます。ここでは、YouTube広告をより効果的に活用していくためのポイントをご紹介します。
主なポイントは、以下の4つです。
- 広告を配信する目的の明確化
- 動画の冒頭の5秒に要点を盛り込む
- ユーザーの興味を引く広告動画を作成
では、一つずつ確認していきましょう。
広告を配信する目的の明確化
YouTube広告を配信する目的は、「認知獲得」「比較検討」「自社製品の購入」などさまざまです。
例えば、認知が目的となる場合、製品サイトやブランドサイトのURLが重要です。
自社製品の購入を目的とする場合には、LPやECサイトのように購買行動を促しやすいページの設定がポイントです。
動画制作前にペルソナを設定し、「どんな悩みを持った誰に、どんなサービス・商品でどう解決していきたいのか」を、きちんと整理してみましょう。
動画の冒頭5秒に必要情報をまとめる
YouTubeでは、動画のはじめ5秒間はスキップできません。
そのため、この5秒間でユーザーの興味を引き出す内容を盛り込む必要があります。
ユーザーに伝えたいブランド名やロゴ、キャッチコピーは、動画の冒頭5~6秒以内にまとめ、視聴者に没入感を与える動画広告を作成しましょう。
モバイル画面でユーザーが目にした際も分かりやすくすることで、より没入感を高めることができます。
ユーザーの興味を引く広告動画を作成
広告の種類によって、動画時間の長さは異なります。しかし、前に述べたようにユーザーははじめの数秒で動画に対して興味を持つかどうかを見定めます。
ユーザーを引き込ませるようなインパクトのあるナレーション・BGM・テンポの良さなど、工夫した動画に仕上げることを意識しましょう。
YouTube広告の効果測定を行う方法
YouTube広告の効果測定を行うには、ツールを活用して正確に数値を把握することが重要です。ここでは、YouTube広告の効果測定を行うことができる、以下の4つの方法をご紹介します。
- YouTubeアナリティクスを使った効果測定
- Google広告のレポート機能を活用する
- Googleアナリティクスを使った効果測定
- Googleトレンドを活用する
それでは、一つずつ確認していきましょう。
YouTube アナリティクスを使った効果測定
YouTubeアナリティクスとは、自身のチャンネルに投稿した動画やチャンネル全体の再生回数・視聴者数・どんなユーザーが動画を見ているかなどのデータを分析できるツールです。
YouTubeアカウントを持っていれば、誰でも無料で利用することができます。
YouTubeアナリティクスを用いた分析により、視聴回数・総再生時間・チャンネル登録者数・人気の動画など、チャンネル全体の分析に加え、各動画の分析・レポートデータの抽出が可能。
これにより、動画投稿のタイミングの見直しも図れるため、積極的に活用していきましょう。
Google広告のレポート機能を活用する
Google広告には、レポートページでレポートを作成して管理する「レポート機能」があります。Google広告アカウントとYouTubeチャンネルを紐づけることで、YouTube広告のパフォーマンスを確認できます。
表やグラフなどを用いてデータを視覚化することで、数値の確認・比較・分析などがスムーズにできるため有効的です。
作成や保存をしたレポートは、スケジュールの設定を行うことができます。
そのため、自身はもちろん、アカウントへのアクセス権を持つユーザーに対して、定期的に送信することが可能です。
Googleアナリティクスを使った効果測定
Googleアナリティクスは、サイトへのアクセス数・アクセス元・ユーザー属性・ページごとのパフォーマンス・サイト内でのユーザーの行動などをチェックできるツールです。
Google 広告内にも効果測定ツールはありますが、より高い精度で効果測定を行うならGoogle アナリティクスとの連携は必須です。Google アナリティクスは、無料でありながら、ウェブ解析に必要な基本指標を網羅して分析できるので、自社のニーズに合ったレポートを柔軟に作成できます。
Googleトレンドを活用する
Googleトレンドは、リアルタイムで「どんなキーワードが検索されているか」「どんなキーワードの検索が急上昇しているか」ということや、Google検索やYouTubeでの特定キーワードの検索数の推移などをリアルタイムで確認することができます。
YouTube広告の配信前後で商品名・ブランド名の検索ボリュームがどれだけ変化しているか、競合の商品名と比較してどれだけの検索ボリュームがあるかを確認することで、認知度を測定すると良いでしょう。
YouTube動画広告の効果測定に重要な指標とは
YouTube広告を含むwebマーケティングにおいて、効果測定や分析をすることはとても重要です。
効果測定や分析をする際にポイントとなる指標は、それぞれの目的によっても大きく異なるため、しっかりと理解しておくと良いでしょう。
ここからは、それぞれの目的に応じた指標をご紹介します。
目的 | 指標内容 |
認知を拡大するための指標 | ・表示回数
・視聴回数 ・ユニークユーザー数 ・ブランド認知度 ・ブランドリフト |
購買意欲を高めるための指標
|
・視聴率
・総再生時間 ・平均総再生時間 ・エンゲージメント数・エンゲージメント率 ・動画再生率 |
購入を促すための指標
|
・エンゲージビュー
・クリック数・クリック率 ・平均広告視聴単価(CPV) ・広告経由のサイト訪問数 ・広告経由のコンバージョン数 |
ブランディングのための指標
|
・ユーザーあたりの平均表示頻度
・広告視聴後の動画視聴数 ・広告視聴後のチャンネル登録数 ・高評価の数 |
YouTube広告を出稿する際には、どのぐらいの効果が出たのかを測定するために、KPI(Key Performance Indicator=重要業績指標)というものを決める必要があります。
このKPIの設定をするためにも、まずは動画広告に対して上記のような動画広告の目的を、しっかりと明確にしておかなければなりません。
さまざまな目的が挙げられますが、それぞれの目的によって見るべき指標は異なります。
ここでは、注目すべき指標とその内容を確認していきましょう。
認知を拡大するための指標
重要となる指標 | 内容 |
表示回数 | 動画広告がユーザーの画面に表示された回数。 |
ユニークユーザー数 | 一定期間内に動画広告を視聴したユーザーの数。 |
ブランド認知度
|
そのブランドや商品がユーザー内でどれくらい知られているかを表す指標。 |
視聴回数 | 動画広告が視聴された回数。 |
ブランドリフト
|
動画広告を視聴したユーザーと、動画広告が表示されたが視聴しなかったユーザーとを比較し、視聴したユーザーの方がブランド想起や認知度、購買意欲が高まったことを表す指標。 |
認知を拡大させるためには、視聴回数やユニークユーザー数などに着目し、「どれくらいの人に見てもらえたか」「コンテンツを届けられたか」を把握することが重要です。
広告を視聴した人・していない人を比べることで、その動画広告が「ブランド認知度」に結びつくかどうかを知ることができます。
購買意欲を高めるための指標
重要となる指標 | 内容 |
【視聴率】 | 表示された動画広告のうち、視聴された・エンゲージメントが起こった割合。 |
総再生時間 | 動画広告が再生された合計時間。 |
平均総再生時間 | 1回の動画広告表示における再生時間。 |
エンゲージメント数・エンゲージメント率 | 動画広告が10秒以上(10秒未満の場合は最後まで)視聴された回数をエンゲージメント数、表示回数に対するエンゲージメント数の割合をエンゲージメント率と言う。 |
動画再生率 | 動画広告が、全体の25%・50%・75%・100%再生された回数。 |
購買意欲を高めるためには、ただ認知しているだけの状態から商品に興味を持ち購買意欲が高まる状態に、持っていくこと必要があります。
購入を促すための指標
重要となる指標 | 内容 |
エンゲージビュー | スキップ可能なインストリーム広告が10秒以上(10秒未満の場合は最後まで)視聴されてから、一定期間内にコンバージョンに至った数。 |
クリック数・
クリック率 |
動画広告がクリックされた回数をクリック数、動画広告が表示されたうちクリックされた割合をクリック率と言う。 |
平均広告視聴単価
(CPV) |
動画広告が30秒間(30秒未満の場合は最後まで)視聴された時・動画広告に対してアクションが行われた時に支払う平均金額。 |
広告経由の
サイト訪問数 |
動画広告をクリックして広告主のWebサイトに訪問されたアクセス数。 |
広告経由の
コンバージョン数 |
動画広告をクリックして広告主のWebサイトに訪問し、そこからさらにコンバージョンに至った数。 |
購入を促すためには、すでに購入を検討しているユーザーによる、購入や問い合わせなどの前向きなアクションを少しでも多く起こしてもらうことが鍵となります。
ブランディングのための指標
重要となる指標 | 内容 |
【ユーザーあたりの平均表示頻度】 | 一定期間内に同一ユーザーが動画広告を視聴した回数。 |
広告視聴後の
動画視聴数 |
動画広告の視聴後に再度同じ動画広告や同じチャンネルの他の動画が視聴された回数。 |
広告視聴後の
チャンネル登録数 |
動画広告の視聴後に広告主のチャンネルを登録したユーザー数。 |
高評価の数 | 動画広告を高く評価したユーザー数。 |
定まっていないコンセプトや方針はブランディング効果を弱めてしまう恐れがあるので、一貫性のある目標を掲げておくようにしましょう。
YouTube広告の注意点
- ユーザーに嫌悪感を感じさせることもある
- YouTube広告の特徴を活かした広告配信を心がける
- 長期的なブランディングには向かない
ユーザーに嫌悪感を感じさせることもある
YouTube広告は、動画を視聴している途中で流れるため、何度も広告を見ているうちに視聴者から嫌悪感を抱かれてしまうこともあります。
特に何度も広告配信すれば、一時的な登録者数と視聴率の伸びは獲得できますが、視聴者層にはブレが生じてしまいます。
その結果、YouTube動画のおすすめに選ばれにくくなり、その後のチャンネル継続にも支障が出てしまうことも、合わせて覚えておくと良いでしょう。
YouTube広告の特徴を活かした広告配信を心がける
YouTube広告にはさまざまな種類があり、それぞれの目的に適した広告配信の方法でなければ、効果が薄れてしまう場合もあります。
より効果的な配信を実現するためにも、まずは広告の目的をしっかりと決めたうえで最適な広告フォーマットを選びましょう。
長期的なブランディングには向かない
YouTube広告は、長期にわたるブランディングには不向きであり、一過性のものです。
はじめに定めた一定の期間、広告料を支払い動画を配信する仕組みなため、動画は一定の期間を過ぎると消えて残らないので注意しましょう。
もしも、YouTubeでのブランディングを検討している場合は、通常のYouTube動画での配信をメインに取り組むと良いでしょう。
まとめ
今回は、YouTube広告の出し方と効果測定について解説してきました。
YouTube広告を運用するためには、はじめに目的をしっかりと明らかにすることが重要です。明確な目的に適した広告方法を選ぶことで、ユーザーに響きやすく、より効果的な運用が可能です。
SNSの中でも比較的ユーザー層が幅広いとされているYouTubeですが、コロナ禍でおうち時間が増えました。
これをきっかけにYouTubeユーザーはさらに増え、現在もその名残がまだまだ残っています。
今後も飛躍するであろうYouTube業界で効率よく広告を発信していくためにも、最適な広告選びと目的に合った効果測定で積極的に運用していきましょう。